中国株の取引方法

まずはホームページを見てみよう!

 最近は有名スポーツ選手や芸能人を起用した証券会社のCMをよく目にしますね。しかし、私たち一般人にとって証券会社の敷居はまだまだ高く、気軽に足を運べる場所ではありません。

 ですが、幸いなことにインターネットの普及によって今はどの証券会社でもホームページを立ち上げ、投資家がわざわざ足を運ばなくてもネット上で必要な情報を得ることが十分可能になりました。携帯からもアクセスできるところもあります。タイトルのごとく「まずはホームページを見てみよう!」です。

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インターネットで取引

 入門者にとって始めから個別投資するのはある程度のリスクも考慮しなければなりません。不安な人は各証券会社が扱っているファンドを利用するのもいいかもしれません。ファンドについては後ほど説明しますが、いずれの場合もまずはネットで情報収集です。

 どの証券会社でもリアルタイムで上下値率、取引コストなどの情報を公表しています。ネットを利用すればわざわざ証券会社に足を運ぶ必要もありません。また、入門者用に株式投資のシミュレーションができる証券会社もありますこんなにベンリな手段を利用しないという手はありません。

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まずは口座開設

 各証券会社の情報を資料やネットで収集し、自分にあった証券会社を見つけたら次は講座を開設します。投資家が個人で直接取引をすることはできないので、その窓口となる証券会社に「証券取引口座」を開くのです。この口座が投資家と株式市場をつなぐ役目を果たします。

 口座の開設方法は各証券会社の支持に従ってください。2週間前後で口座が開設され株取引を始めることができます。

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銘柄を選ぶ

 証券会社に口座を開設したら、次に買いたい銘柄を選びます。投資家によって選び方のコツは違いますが、参考までにいくつか紹介します。
 ・企業業績があがっているものを選ぶ
 ・中国政府が保護育成している産業を選ぶ
 ・経済成長に関連している産業を選ぶ

 以上、いくつかコツをあげましたが、中国情勢や経済の変化に敏感でいること、流動的な株式市場全体を常に把握することこそが銘柄選定に役立つのです。

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あなどるなかれA株

 大陸市場のA株は中国の人専用です。私たち外国人は取引できません。しかし、B株で上場している企業の多くはA株でも上場しているという現状から、中国人民元のレートにも注意しなければならないのです。取引方法の違いなどによってA,Bそれぞれの株価には差額がでます。その差額が小さい銘柄の方が得だということになります。

 香港市場のH株、レッドチップを取引する際にも応用できますので、中国人民元レートや外国人が取引できないA株の株価にも常に目を光らせておきましょう。

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為替レートに注意しよう!

 中国株の取引を始めたら当たり前ですが為替レートは毎日チェックしましょう。残念ながら日本のテレビでは人民元レートを知ることができません。ここでもインターネットが役に立つわけです。上海B株は米ドル、香港市場では香港ドル、A株との比較をするためには人民元というように、為替は株の重要な要素の一つです。

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為替手数料

 米ドルや香港ドルの外貨で中国株取引を行える証券会社もありますが、人民元レートで取引される場合、為替手数料が発生します。為替手数料とは売買にあたって円を外貨に、または外貨を円にする場合かかる手数料のことで、決して安くはないため損をしないためには為替手数料を含む他の手数料をも頭に入れて取引する必要があるでしょう。

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外貨決済

 近頃では中国株を外貨決済で取引できる証券会社が多くあります。これは人民元や香港ドルに両替することなく、米ドルなら米ドルのまま株の売買ができるというものです。例えば、円決済しか出来ない場合、香港市場で株を売買するには香港ドル→円→香港ドルと決済しなければならないので複数の手数料が発生してしまいます。しかし、外貨決済ができればこれらの為替手数料は一切かからないのでオススメです。

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中国株手数料三分割方式

 中国株の取引において、「日本国内手数料」と「中国現地手数料」の二重手数料がかかることが一般的です。また、現地通過決済であれば為替手数料も発生し、これが中国株取引の三大コストとなります。これら3大コストが全手数料の3分の1といわれており、この手数料が投資家にとってのネックになっているのは事実です。

 証券会社によってこれら3大コストにばらつきがあり、それが特徴として各証券会社の色を表しています。この比重も証券会社を選ぶポイントになるでしょう。

1日に10%も上昇!?
 中国株取引においては3大コストに代表される手数料が6〜8%といわれています。ということは、それ以上の利益を上げなければ赤字になってしまうということです。
 その打開策として外貨決済の利便性を前述しましたが、中国株式においては一日に10%株価上昇ということも珍しくはなく、勇気と信念さえあればそれらの手数料を差し引いても十分な利益をあげることができるのが中国株の魅力でもあるのです。

手数料の違い 中国人VS日本人
 中国の人が中国株を取引する際にかかる手数料は、各証券会社の手数料、税金、取引所手数料、印紙税です。ところが日本人が中国株を取引するとなると、これに現地委託手数料と決済手数料、為替手数料が加算されます。これは日本の証券会社が直接中国株を取引することができないため、現地証券会社に委託する必要があるからです。中国株は手数料が高い!

 しかし、中国がWTO加盟を果たした現在、海外証券会社の直接取引を認可する動きが高まっているのも事実。近い将来、手数料革命が起きるかもしれませんよ。

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株を買ってみよう!

 買いたい銘柄が決まったら実際に買ってみます。通常株を買うときには、何株買うか「指値」か「成行」かを、証券会社に伝えます。しかし、中国株では「成行」注文はできません。ですから取引資金はあらかじめ、口座に入れておきましょう。

 証券会社に注文すると「取引報告書」が証券会社から届きます。その後、買った株式が口座に入り代金と手数料が引かれて自分の株になるわけです。

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持ち株を売りたいときは

 中国株の買い方は前述しました。では売りたいときはどうしたらいいのでしょう?簡単です!買い方と同じです!売りたい銘柄を証券会社に伝えればいいのです。

 ただ気をつけなければならないことは、株を売るということは現金収入が発生することになるので、日本国内では課税の対象になるということです。中国国内では課税されません。

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「指値」と「成行」とは?

 日本では指値注文、成行注文の指定ができるのに対し、中国では成行注文はできません。中国株と日本の株にはいくつかの違いがありますが、これもその一つです。

 「指値」とは株を売買する際にその価格を指定することで、「成行」とは価格を指定しないことをいいます。いくらでもいいからこの株を売買したいというときには「成行」で取引すればいいわけですが中国株の場合はこの方法は取れないということを覚えておきましょう。

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中国株の売買

  現在では中国株に限らず、簡単に株が売買できるようになりました。しかし、大事なのは売買するタイミングです。買うタイミング、売るタイミング、タイミングが少しずれただけで自身の利害に大きな差が出ます。そのタイミングの見極めこそが投資家の腕まえとなって現れるのです。

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ファンドとは?

 中国株ファンドの人気が上昇しています。2003年から2004年の1年間で約4倍もの増加率を見せるほどです。ファンドとは、証券会社独自のルートより銘柄を選別し、投資者はそれに一任して資金を投資する方法です。プロが銘柄を選別してくれる上、中国株は一株あたりの単価が安いので、低リスクで気軽に投資することができます。
 
 中国株をやってみたいけど自信がない、という人はファンドから入るのもいいかもしれません。

ファンドの裏側
 一株あたりの単価が安く魅力的な中国株ファンドですが、いいことばかりではありません。開示情報の不透明さ、また60年代の日本といわれる中国経済のバブル的様相、株価急上昇の翌年には急下落する傾向など、各種リスクへの配慮も忘れてはなりません。

中国株ファンドの可能性
 気軽に低リスクで投資できるファンドには多くの資金が集まっています。ファンドを通じて多くの資金が中国株式市場に流れ込むため、ファンド人気が中国株式市場の成長を助けています。

 現在A株は中国の人専用のため、私たち外国人は取引することができません。しかし、現在A株とB株双方で国内外の投資家による合弁ファンドの設立が進んでいます。これが承認されれば、日本人でもファンドを通してA株の取引ができるようになるかもしれません。

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中国株の取扱注意

 ここでは大きくまとめて5つの要素をあげます。
中国株の取扱注意T
T 中国の株ですので、中国の社会情勢や国力の上下に左右されるということです。国際収支がマイナスになるとその国の国力が低下しているとみなします。経済の発展による財務状況悪化が懸念されています。
中国株の取扱注意U 
U 中国株と日本株は同じではないということです。中国株には日本株とは違うルールがいくつかあります。それらのルールは流動的で予告なしに変更されることがあるため、をきちんと把握することが必要です。
中国株の取扱注意V 
V 私たち外国人が取引できるB株の市場規模は非常に小さいということです。それゆえに銘柄によっては売買しようとした日に、値段がつかず当日取引ができないということもあります。
中国株の取扱注意W
W 海外投資のため、日本の法律は適用されず国内の投資家保護措置の適用外となります。ただし、証券会社の破綻等による投資保護については、この限りではないので各証券会社にて確認しましょう。
中国株の取扱注意X
X 中国株は外貨での取引になるので為替変動による為替リスクが生じるということです。円高が進むと、外貨の価値が下がるので結果として損失が発生することもあります。また、大陸株式の額面は人民元なので、人民元の為替レートも重要です。

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