国有株とは?
中国の株は国有株、法人株、流通株の3種類に分けられます。その中でも国有株というのは、国が保有する株のことです。中国企業のほとんどが国有資産である国有株を持っており、中国企業=国有企業と言われる所以となっています。
中国の株は国有株、法人株、流通株の3種類に分けられます。その中でも国有株というのは、国が保有する株のことです。中国企業のほとんどが国有資産である国有株を持っており、中国企業=国有企業と言われる所以となっています。
株式には流通株式と非流通株式があります。流通株式とはA,B,H株などに代表される、いわゆる市場で取引される株式のことを言います。非流通株式とは、株式市場では取引されない、国有株のことをいい、この流通株式と非流通株式の割合は4:6と言われています。
中国国内では世の中に出回っていない株がどれだけあるか、日頃私たちが関わる株式市場は、全体のほんの一部の価格変動によって上下している、ということに驚かされますね。
中国の国有株、つまり非流通株式は全体の7割近くにも上ります。日本のそれとは比較にならない多さです。それだけに当局が国有株放出を提案するたび、株価は急落します。この急落によって当局ではかつて国有株放出を中止した経緯もあるほどです。
2005年、CSRCは放出について試験的な解決策を発表しました。24ヶ月以内に10%以上の放出はしないなど、市場への影響を緩和する対策がとられており、今後の動向が気になるところです。
国有株が放出されれば、それだけ莫大な資金が国に流れ込むわけです。投資家はその将来を期待する企業を通して、結局国にお金をつぎ込むことになるのですから、神経質になるのは当然です。
しかし、WTO加盟により中国株式市場の近代化・国際化が求められています。そのため、中国政府にとって国有企業改革や証券市場改革の中で、国有株といわれる非流通株式を市場に流通させることが必要となっているのです。